車輪に見える?車エビ

Japanese tiger prawn is also called Kuruma prawn.
エビは英語でシュリンプ…と習いますが、このサイズはプローンと言うのが一般的だそうです

腰が曲がる年齢になるまで長生きできますように。
おせち料理の定番「車エビ」は、大きさが揃う養殖ものが多いので、旬は冬場のように感じますが…。天然ものの旬は、6~8月!まさに今なんですね。

活魚の時には、青灰色または淡褐色。鮮やかなシマシマは、英語名の通り虎のようです。なにより虹色にもみえる尻尾が美しいですね。
加熱すると、アスタキサンチンの赤でより華やかに!体を丸めた時に、シマシマ模様が車輪に見えることから、車エビと命名されたようです。


車エビは砂地に住んでおり、夜行性なので、前日から刺し網を仕掛けます。
年々、漁獲量が減っており…天然の車エビは、高級食材のひとつ!傷をつけないよう大切に、かつ手際よく網から外さなくてはいけません。根気のいるこの作業と漁獲量減少を理由に、年々漁をする人数は減っているそうです。

また、車エビの繁殖を守るため、出漁時期や、網を張る方向や網の数の制限など、各地で努力が続いています。稚魚を守るために、岸の近くに車エビ保護区も設けている漁場もあるそうです。

そんな訳で、刺し網で捕った車エビを食べる機会は…私にはなさそうですが。お正月に出合えた時には、家族に先を越されないように、張り切って大切に頂きます。

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