独自のシボ…ポコポコの秘密
Traditional textile techniques
ちりめん生地は…チリチリの綿?
でも、この生地はポリエステル製。
独自のシボが魅力のちりめん生地。
洋物だとクレープ生地と言いますよね。
この独自のシボは、特徴的な織り方によってできるんだそうです。
3世紀頃、大陸から伝えられたといわれる縮緬(ちりめん)の生地。
南蛮貿易が盛んになった16世紀頃から、日本でも製造できるようになったようです。
この不思議なポコポコ。
縦糸はきつく撚った糸を使用することで生まれます。
また、1枚の生地の中に撚り(巻き)の方向が違う糸を交ぜて使用。反対に、横糸は拠らない真っ直ぐな糸で織っていくんだそうです。
イメージとしては、生地の中でそれぞれの糸が自分勝手に引っ張ってるって感じでしょうか?
以前は絹が一般的でしたが、ポリエステルの生地が登場し、一気に用途が広がりました。
風合いの良さとサラッとした触り心地が魅力のちりめん生地。
インテリアに取り入れてみてはいかがでしょう?