謎多き…月を見ない中秋の名月

旧暦の8月15日「十五夜」に、子どたちが地域を歩き回ってお菓子をもらう風習「お月見泥棒」。
どこで発祥したのか?いつ始まったのか?
詳しいことは分かっていないようですが、子どもたちにとっては楽しみな1日です。
どうやら東海地方で盛んなようですが、風習であり行事ではないので、育成会も自治会もノータッチ。
それでも多くの地域で行われています。
昭和の終わりから平成の初めは、夕食後の18:00頃から友達同士で近所をまわり、ビニール袋いっぱいに駄菓子やらミカンやらアルミホイルで包んだ焼き芋やらをもらってきたのもです。縁台で将棋をさしているお爺さんに「気をつけろよ」なんて声をかけられたり、玄関外に置かれた蚊取り線香をひっくり返しちゃったり。20:00頃になると「そろそろ家に帰りなよ」と、あちらこちらで声をかけられ、遅くても21:00には帰る…。真っ暗な時間に友達と繰り出せる特別感も、楽しみなひとつでした。
今は16:00頃から始まって、遅くても18:30には終了。
低学年の子は保護者と一緒に歩いていますし、ほんの30年の間に、えらく変わってしまいましたが…。子どもたちにとっては「特別な日」というのは、変わっていないようですね。
今年用意したお菓子は150個!夜にはすっからかん!
「お供えの団子や里芋が、月の御使い(子ども)に盗まれて無くなると豊作になる」と考えられていたようです。物価高でお菓子の値段もじりじり上昇していますが、縁起がいい!ということで。「ずっと続くといいな」と思う風習の一つです。

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